献体の塔


献体の塔(昭和60年名古屋市都市景観賞受賞)
献体者の氏名を刻んだ御名札が納められています(納骨塔ではありません)
名古屋市千種区平和公園1丁目401番地


正面の石碑


御名札安置台


玄室入口扉


安置台左前面

献体の塔 建立の経緯

(1)建立計画の栞(しおり)の広布

医学の進歩発展に自らの遺体を捧げ、角膜を提供して視力障害や難病から人々を救うという尊い心で貢献された総ての方々を永く顕彰するために、献体の塔を建立し、さらに、献体運動をひろめ、世界人類の幸せに役立てることを目的として運動を展開しております。

塔は名古屋市の平和公園内に建立し、完成の後は名古屋市に寄付し、献体された方々のご名札を納め、公共施設として管理されますが、運動推進には「不老会献体の塔建立奉賛会」が当たります。

献体の塔は献体を志す者の灯台であります。何卒、建立の趣旨をご理解下さいまして皆様の温かいお力添えを心からお願い申し上げます

財団法人不老会 理事長
献体の塔建立奉賛会会長 久野庄太郎

(2)建設の経過

1. 募金目標額5億5千万円  内訳
篤志寄付(個人・法人)……3億8千万円
大学関係寄付     ……1億7千万円
2. 献体の塔建立奉賛会・代表世話人4名

愛知県知事
元愛知県知事
愛知県医師会会長
名古屋商工会議所会頭
仲谷 義明
桑原 幹根
中村道太郎
竹田弘太郎    他に28名の発起人
3. 昭和55年4月  献体の塔準備委員会設立、献体の塔設計図完成
4. 昭和57年1月  献体の塔建立場所は平和公園と決定、献体の塔建立奉賛会設立
5. 昭和59年10月  追加募金の依頼、建設中の献体の塔見学会
6. 昭和60年2月  献体の塔募金のまとめ
寄進者数
寄進額
献体の塔建立総事業費
8,352名
3億5678万円
4億1143万円
7. 昭和60年4月11日  献体の塔竣工式 高松宮殿下同妃殿下ご台臨
8. 昭和60年5月16日  第1回(通算11回)献体者感謝式・第1回献体者御名札納め式

「献体の塔」へのご案内

名古屋駅より(JR、名鉄、近鉄)

1.市バスのみ利用(約40分かかるが、乗り換えなし) 名古屋駅バスターミナル(10番のりば)の、猪高車庫行き(基幹2号系統)で「光ヶ丘」下車。徒歩5分
2.地下鉄をご利用の場合は、東山線「本山」で名城線に乗り換え、次の「自由ヶ丘」下車。市バス 星ヶ丘・猪高行き
(星丘11号系統)で「光ヶ丘」下車(他の系統も併走しているので概ね10分以内の間隔)

星ヶ丘方面より

市バス 地下鉄自由ヶ丘行き(星ヶ丘11号系統)にて「平和公園」下車(日中30分間隔)

東名高速道路 名古屋インターより

県道60号(東山通り名古屋駅方面)を西進。東山公園手前の「平和公園口」を右折。道なりに進む。新池町のY字形三叉路は、直進する。

名古屋高速道路(吹上方面)より

高速2号線 四谷インターを出て、四ツ谷通り3丁目を越し、「園山町南」で左折。道なりに下ると東山動植物園の前に出る。ここから左折すると東山通りに突き当たるので右折。すぐ次の信号が「平和公園口」である。これを左折して道なりに進む。新池町のY字形三叉路を直進することは、上と同じ。この他に交通量は多いが「四ツ谷通3」で左折して「本山」から猫洞通を経由するルートもある。

献体の塔の所在地は、名古屋市千種区平和公園1丁目です。地図で検索されるときは、郵便番号464-0022を入力してください。(献体の塔の名称は、地図の縮尺を拡大しないと表示されません。)

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