もしその時が訪れたら
会員登録時にお渡しする「連絡カード」に記載の「死亡時連絡先電話番号」までお電話ください。連絡先は会員によってそれぞれ異なります。また、曜日・時間帯によって連絡先が変わりますので、連絡カードでご確認をお願いいたします。
電話がつながりましたら、不老会会員であることをお伝えください。電話口で、ご親族に以下のことを確認いたします。
不老会事務所
TEL 052-203-4580
FAX 052-253-7123
受付時間 9:00~12:00/13:00~17:00(土日祝日・当財団休業日除く)
不老会ご入会と同時に全員が献眼(視覚障害者のために角膜を愛知県アイバンクへ提供)していただくことを原則としています。死後、ご連絡を急いでいただくのは早ければ早いほど新鮮な角膜をご提供いただくことができるためです。愛知県アイバンク協会から、夜間でも待機中の医師が角膜の摘出に伺います。献眼していただくのは一眼のみです。もう一眼は学生の解剖実習のために残されます。病院でお待ちいただく場合はその旨を病院にお伝えください。
摘出時間は20分ほどで、終了後は義眼をお入れするので外見は摘出前と変わりません。摘出時に献眼同意書の記入が必要です。必ずご親族のお立ち合いをお願いします。
お問い合わせは大学窓口にご連絡ください。
24時間体制で取次代行が待機しています(名古屋大学および名古屋市立大学の平日昼間は大学窓口にご連絡ください)。
医師から死亡診断書を受け取ったら、コピーを2通ご用意ください。
・正本1通は、ご親族が市町村役場に火葬許可を申請するために提出します。
・コピー2通は、献体先の登録大学および献眼先のアイバンクにそれぞれ提出します。
死亡診断書を提出された市町村役場で、ご親族が交付をお受けください。
・役場で火葬場の場所を尋ねられますので、「名古屋市立八事霊園斎場です」とお答えください。
献体登録大学から承諾書を郵送します。ご親族がご記入ください。
葬儀、告別式、お別れ会などは通常通り執り行っていただけます。葬儀などの日時・場所が決まり次第、献体登録大学へお電話ください。連絡カードの死亡時連絡先電話番号に記載の葬儀社は、取次代行として受け付けおよび病院への搬送のみを行います。葬儀などはご親族が任意の葬儀社にご依頼ください。お迎えするときの霊柩車は、献体登録大学がご用意いたします。
葬儀などは、各家庭の宗旨・宗派や地域の習わしに従ってご自由に執り行っていただけます。ご要望があれば、葬儀、告別式などへ不老会の代表が参列し、弔辞を奉読します。
お亡くなりになられた直後、または翌朝に病院やご自宅へお迎えに伺います。 自宅などで一時安置される場合は、翌日以降にお迎えに伺います。すぐにご遺体を献体登録大学に搬送することもできますが、夜間の場合は引き渡しの時刻を調整させていただく場合があります。
出棺の後、ご遺体は火葬場ではなく献体登録大学へ搬送いたします。出棺が最期のお別れの時となり、搬送後はご対面いただけませんが、大学にて設備の整った保管場所で丁重にお預かりいたします。
※病院には闘病中の患者さまがおられますので、院内での読経はご遠慮ください。霊安室などがある病院については、病院とご相談ください。
ご遺骨の返還は、1~3年後になります。スケジュールに従って学生が解剖実習を終えた後、名古屋市立八事霊園斎場で火葬いたします。火葬の際のご遺族の立ち会いは、原則として行っておりません。大学からご遺骨返還の連絡がありましたら、ご家族・ご親族は必ずご遺骨をお受け取りください。献体された方々のために、大学の公式行事として毎年慰霊祭を行っています。
お電話でのお問い合わせ窓口が、混み合いつながりにくい状況が続く場合がございます。ご不便をおかけいたしますが、時間を改めておかけ直しいただくか、メールフォームでお問い合わせください。「よくあるご質問」をまとめておりますので、そちらもご覧ください。
公益財団法人 不老会 担当宛
〒460-0008
名古屋市中区栄2丁目10-19
名古屋商工会議所ビル6F